犬との暮らしで、多くの方が悩むのが「吠え」の問題です。吠えが常習化すると、周囲に迷惑をかけてしまうこともあり、犬自身にとってもストレスのサインであることが少なくありません。
しかし、犬が吠える理由を正しく理解し、適切な経験を積ませることで、吠えは必ず減らすことができます。
ひとりで悩まず、ぜひ一緒に「吠え」の改善に取り組みましょう。
吠えが落ち着けば、犬との遊びの幅もぐっと広がりますよ!
なぜ“吠える犬”こそINUMADO MEETに来てほしいのか?
犬が吠えるのには必ず理由があります。
吠えは「無駄吠え」ではなく、犬が何かを伝えようとする手段のひとつ。
だからこそ、吠えを減らすには「なぜ吠えているのか」を知り、適切に対処することが大切です。
INUMADO MEETでは、「怖がり・強気な犬」と「元気すぎる犬」の2タイプに応じた最適な環境を用意しています。

タイプ①:怖がり・強気な犬が吠える理由
怖がり・強気な犬が吠えるのは、多くの場合「恐怖心」が原因です。
例えば、インターホンが鳴ったときや散歩中に他の犬とすれ違ったとき、怖がりの犬は自分の身を守るために吠えます。
「怖がり」と「強気」はイコールではありませんが、怖がりな犬が経験を積むうちに強気になってしまうケースもあります。
たとえば…
怖がり犬Aが散歩中に犬Bに出会い、怖くて震えたり固まったりします。 ※「固まる」という動きは、吠える前の前兆であるケースが多い。
その後、犬Aが吠えると犬Bは離れていきます。
犬Aは「吠えたら嫌な相手がいなくなった」と学習し、やがて「吠えることで不安を解消できる」と感じるようになります。
結果として、かつては怖がっていたのに「自分で追い払うぞ!」という強気な態度に変わってしまうのです。
こうした犬には「吠えても相手がいなくならない」という経験を積ませることが重要です。

吠える前に固まっている様子を見ている飼い主さんも多いのでは?
“固まっているけど吠えていない”というコの場合は、硬直のシーンが長く続くと最終的に吠える可能性があるかもしれませんね。
その際に、「吠えることで不安を解消できる」とならないようにしていきたいものです。

タイプ②:元気すぎる犬が吠える理由
多くの犬は、人と一緒に働くために生まれた犬種で、運動や作業への欲求が高い生き物です。
しかし、留守番が長かったり散歩時間が短かったりすると、運動不足でストレスがたまり、吠えて要求を伝えようとします。これはわがままではなく、本能的な行動です。
ネットなどで「小型犬は15分〜1時間、大型犬は2〜3時間の散歩が必要」と言われますが、実際には犬によって適切な運動量は異なります。
運動が不足すると吠えや家具の破壊、噛みつきなどの問題行動につながることも。
まずは、その犬に合った運動欲求をしっかり満たすことが大切です。

吠えに悩むなら、まずは「経験」を積もう!
怖がり・強気タイプも元気すぎるタイプも、日常生活では「吠えたら、嫌なもの・嫌な状況がなくなった」という経験を繰り返し、吠えが強化されがちです。
しかしINUMADO MEETでは、他の犬との適度な距離を保ちながら、3〜6時間と長時間一緒に過ごすことで、
「吠えても相手はいなくならない」「他の犬は自分に害を与えない」という経験を積むことができます。
元気すぎる犬には、たっぷり遊び運動させることで「思いっきり遊んで疲れた!」という満足感を与えられます。
犬によっては帰りの車で寝て、夜には元気を取り戻す子もいれば、そのままぐっすり休む子もいます。
何より大切なのは、飼い主さんが「このくらい遊べばうちの子はこのくらい落ち着く」という経験を積み、
その犬に必要な運動量を見極めていくことです。

だから、「吠える犬こそ、INUMADO MEETへ!」
怖がり・強気な犬には「安心できる経験」を、元気な犬には「運動と刺激で満足感を」。
INUMADO MEETは単なるドッグイベントではなく、飼い主さんと犬が一緒に成長できる場所です。
毎回ドッグトレーナーが同行しているため、不安なことがあれば気軽に相談してください。
ぜひINUMADO MEETに参加して、遊びながら「吠え」の悩みを一緒に解決しましょう!

原案・監修:いぬのまどぐち/ドッグトレーナー・片寄智慧
編集・校正:いぬのまどぐち/今村奈緒菜

