こんにちは!いぬのまどぐちの片寄です。
今回のINUMADO MEETでは、野犬のトレーニングや保護活動に長く携わってきたドッグトレーナーを講師に迎えたイベントを開催しました。

このイベントは、今年の2月1日にも一度開催したのですが、すぐに満員に。
そのため今回は、前回参加できなかった方に向けて再度企画しました。
また、前回から連続で参加してくださる方にも楽しんでいただけるよう、一部内容を変えて開催しています。

講師はつむじかぜ遊園地を運営する野犬トレーナーの武谷さん。
つむじかぜ遊園地という屋号で活動しており、元野犬・保護犬ならではの特徴やお悩みに寄り添ってくれました。

まずは、この会場の環境に慣れてもらうために自由散策の時間を設けました。
野犬の中には警戒心が強く、新しい環境や犬・人が苦手なケースが多いため、この時間はとても大切です。


自由散策の後は「クリッカー」を愛犬に教える方法をレクチャー。
※クリッカーとは、「カチッ」という音を鳴らして望ましい行動を伝えるトレーニングツール。犬だけでなく、小動物・馬などにも使われています。

何が起こるんだろう…と期待した様子で飼い主さんの動きを見つめる犬たち。
お家でも実践できるように、細かなポイントもお伝えしました。

何度か練習をしたあとは、お昼ご飯の時間。
お昼ご飯は、檜原村周辺で仕出し料理を営む、たつ州さんのお弁当。
毎回内容は異なりますが、このエリアのお野菜などを使ったものを作っていただいています。

昼食後は、丸太を使った簡単なアジリティ体験へ。
今回、怖がりでお悩みというダックスちゃんにもご参加いただきました。
事前に「人・犬が苦手で、お外があまり好きではない」と聞いていましたが、ゆっくり時間をかけて環境に慣れていく様子が見られました。


前回のイベントにも参加してくれた犬たちは、この環境にもすっかり慣れており、軽やかに丸太を越えていきます。

はじめは飼い主さんも犬たちをどう誘導すればいいのか戸惑う場面もありましたが、
今回は「おもちゃ」を使った誘導にもチャレンジしました。


アジリティではご褒美として「おやつ」を使うことも多いですが、競技として楽しむ人の中には、モチベーションを高めるためにおもちゃを使うこともあります。
というわけで、今回はKONGから提供いただいたおもちゃを使用。
「ウィギーカウ」(柔らかいラテックス素材のおもちゃ)と
「ウァバ」(振ると布がパタパタ動くおもちゃ)は、どちらも音が鳴り、犬たちの興味を引きやすいアイテムです。

丸太をまたぐ際の誘導として使ったり、うまくできたときのご褒美として活用したりと、みなさんそれぞれ工夫しながら使っていました。
参加犬の中には「外ではなかなか集中して遊べない」という子もいましたが、今回のおもちゃはレンタルではなく、お土産としてお渡ししています。
ぜひお家でもチャレンジしてみてくださいね。

今までやったことがない犬たちにとって、人の手や動きについてくるのは案外難しいもの。
ですが、こうした「ジャンプする」「回る」「くぐる」といった動きは、体だけでなく頭も使うため、短時間でも良い運動になります。
お散歩時間が短くなりがちな雨の季節や暑い時期にも取り入れやすい遊びのひとつです。

実際に体験していく中で
「こうやるとうまくいく」「この動きはうちの子が苦手かもしれない」
といった発見が、飼い主さんにも増えていきます。

INUMADO MEETのイベントは、体験時間が6時間前後になることも多く、申し込みの際には
「犬も人も疲れてしまわないか心配」「途中で離脱してしまうかも」といった声をいただくこともあります。
ですが、参加後には
「思っていたよりあっという間だった」「長い時間いたからこそ愛犬が慣れて楽しそうだった」
「いつもは外でおやつを食べないのに食べた」といった声に。

今回も、お外の楽しさを知ろう!自然散策⛰️というテーマのもと、怖がりだったり、犬同士の挨拶が苦手だったりする犬たちが参加してくれましたが、最後にはみんなイキイキとした姿を見せてくれました。

INUMADO MEETでは、
「犬同士は無理に挨拶しなくてOK」という認識を参加者全体で共有しています。
挨拶をしなくても社会性は身につきますし、犬慣れもしていきます。
むしろ無理な挨拶がきっかけで犬が苦手になってしまうケースも少なくありません。
犬同士の交流や音などに敏感なお悩みを持つ方こそ、ぜひ一度INUMADO MEETに遊びに来てください。
きっと愛犬の成長だけでなく、居心地の良さも感じていただけると思います。
ライター:いぬのまどぐち/片寄智慧
編集・校正:いぬのまどぐち/今村奈緒菜

