こんにちは!いぬのまどぐちの片寄です。
今回のINUMADO MEETでは、救急救命士を講師に招き、「山での応急救護」と「夕暮れの山歩き(サンセットハイク)」を組み合わせたイベントを開催しました。
「日中は暑くて歩きにくい」「人が少ない時間にゆっくり歩きたい」「きれいな夕日を見たい」
そんな方にも嬉しい、夕方スタートの山歩きです。
一方で、夕方の山歩きは“暗くなるリスク”とも隣り合わせ。
今回は、変わりやすい山の天候も実際に体験しながら、安全に楽しむための知識と装備を学ぶ1日となりました。

今回は13時に集合し、昼過ぎからゆっくりと入山。
最初に向かったのは、醍醐丸という比較的人の少ない静かな山です。


涼しく歩きやすい気温の中、犬たちも軽やかな足取りで進んでいきます。

しかし、この日は雨予報ではなかったものの、歩き始めてしばらくすると突然の雨。
遠くでは雷も鳴り、気温も一気に下がりました。
春の山は天気が変わりやすいと言われますが、まさにそれを体感する展開に。
「近いからレインウェアはいらないかも」「雨予報じゃないから傘はいらないよね」
そんな判断が、山では危険につながることもあります。

今回の参加者さんたちも、実際に濡れることで、どのくらい体が冷えるのかをリアルに実感していました。
講師が同行していたことで安心感がありましたが、一人では不安になるような状況。
こうした状況を安全に経験できたことは、大きな学びになった時間でした。

その後も雨が降ったり止んだりを繰り返しながら進み、陣馬山の山頂にある休憩所へ到着。
到着時も雨がパラパラと降っており、「今日はサンセットは難しいかもしれない」という空気が漂う一行。


それでも、バーナーでお湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、焼きマシュマロや手焼き煎餅を楽しみながらゆっくり過ごしていると
雨が止み、空には虹がかかりました。

このタイミングで、陣馬山のシンボルである白馬像の前で記念撮影。
普段は賑わう山頂も、この日は時間帯と天候のおかげで人が少なく、静かな時間が流れていました。

雲が多く諦めかけていたサンセットも、最後にはしっかりと見ることができました。
夕暮れの時間はあっという間に過ぎていきます。
この時間に山にいるからこそ味わえる、特別な景色でした。


ただし、夕暮れの山は「きれい」で終わりではありません。
日が落ちると、一気に視界が悪くなり、状況は大きく変わります。
そのため下山時は、ヘッドライトを装着し、犬にもライトを装着。
今回使用したのは、NITE IZEの「スポットリット」です。

小型で軽く、首輪やハーネスにも簡単に取り付けられる仕様。
点灯・点滅の切り替えもでき、暗い中でも犬の位置をしっかり把握できます。

登山だけでなく、夜のお散歩や自転車とのすれ違いなど、日常でも活躍するアイテムです。

下山中は、暗闇の中で聞こえる鳥の声や草が擦れる音に、少し緊張する場面もありました。
ですが、この日の経験があるからこそ、何が必要で、どんな準備が必要なのかを自分ごととして理解できます。
この日の最高気温は18度でしたが、念のため持参していた暖かい手袋が体温を保つのにひと役買い、
暖かい日でも、天候の急変を想定して備えておくことの大切さを、実感をもって学べるイベントにもなりました。

INUMADO MEETでは、楽しいだけで終わらない“あそび”を通して、犬と人の安全や選択肢を広げる体験を大切にしています。
今回のように悪天候や夕方の登山をプロと一緒に経験することで、装備を見直したり、入山時間を考えたりと、「いつか」ではなく「いま」備えるきっかけにもつながります。

ぜひ今回の経験を活かして、突然の雨や日没に備えた装備、入山時間の調整などを改めて考えるきっかけにしていただけたら嬉しいです。
ライター:いぬのまどぐち/片寄智慧
編集・校正:いぬのまどぐち/今村奈緒菜

