こんにちは!いぬのまどぐちの片寄です。
今回のINUMADO MEETでは、埼玉県で人気の山”宝登山”に登りました!
この記事では、INUMADO MEETのイベントに興味がある!という方に向けて主催者目線でレポートしていきますよ〜!

このイベントは、2024年の開催時にも大好評だった企画です。今回も受付開始と同時に申し込みが殺到し、あっという間に満員となりました。
その理由の一つが、今回の講師である飯田さんの圧倒的な知識と経験です。
飯田さんは、元警察官であり、約30年間にわたり山岳救助隊として数多くの救助・捜索活動に携わってきた方。埼玉県の山々に精通し、現場で培った深い知見を持つ、まさに“山のプロフェッショナル”です。
さらに、全国で初めて導入された警察のラフティングボートパトロール(水難事故防止活動)にも携わり、退職後も山岳会や行政の依頼で登山教室や講義を担当。東京都最高峰・雲取山にある山小屋「雲取山荘」での業務にも従事するなど、今なお現場で経験を積み続けています。
今回のイベントでも、数々の実体験をもとに、ここでしか聞けない貴重なお話をたっぷりと語ってくださいました。

午前中のメイン講義は”犬と山に入る時に注意したいこと”がテーマ。
いくつか注意したいことを教えていただく中に、自然環境への影響を最小限にするため、そして次に訪れる人も気持ちよく使えるようにという理由から、「犬の排泄物を残さない」というお話も。
そんな時に役に立つのはBOSの臭わない袋!サイズ展開も豊富で、うんち以外にも生ゴミやおむつ、濡れた服などを嫌な臭いを気にせず、持ち帰ることができるのが特徴です。
アウトドアをするなら、自分たちが楽しんだフィールドを汚さずに使いたいですね!

入山前には紙の地図を全員に配布して、ざっくりと地図の見方を解説。


最近は登山アプリを使用する方が多いですが、飯田さん曰く紙の地図を読めるようになるのも大切とのこと。

講義が終わったら早速入山!山の中でも立ち止まって、落石、クマや猪の跡、滑落などの注意や事例などを説明してくれました。

今回は紅葉シーズンの終わりかけだったので、落ち葉が綺麗でした!

人混みもなく、ゆったり歩くことができて最高!

歩いていくこと約2時間。もうすぐ山頂…の前に立ちはだかるのはこの階段!
大の大人でも登るのが大変…なのですが、犬たちは元気!ぴょんぴょんしながら、イキイキと歩いていました。

階段を乗り越えたら、いよいよ山頂!
今日は、あったかくていい天気!空気も澄んでいて、遠くの山々も見えます。

今回のお弁当は、秩父にある大正時代から続くいなり寿司とのり巻きの専門店である武島家さんに注文!

綺麗な景色と美味しいお弁当で、会話も弾みます♪

下山後は、午前中に講義を行ったアムスハウス&フレンズに戻りました。
小型犬や子犬もいましたが、どの子も最後まで楽しく歩くことができました!


アムスハウスでは、とあるものを使って、クマよけのレクチャー。(「なにか」は、参加者さんだけのヒミツ!)
非常に参考になる話ばかりで、最初から最後まで飼い主さんも集中していました。
私からは、犬具のフィッティングやおすすめの道具についてを解説。今回はリピーターさんも多く、すでに山登り装備はバッチリ!な人も多かったです。

そこで今回は、トレーナーの必須アイテム「トリーツポーチ」をご紹介しました。
使いにくいな・・と思いながら、ずっと同じものを使っている人や、そもそも持っていない!なんて人も意外と多くいらっしゃるアイテムの1つ。
一概にトリーツポーチといっても素材や大きさなど、様々なタイプの製品があって悩んでしまいがちなんですよね。
そんな中、数あるタイプを試してきた私が今愛用しているのが、このラフウェアのトリートトレーダーポーチ。

これは、バックル付きの腰巻きベルトかクリップで直接ボトムスやカバンに装着することができます。また、開口部分が大きいので手の大きさに関わらず使うことができますし、マグネット付きなのでサッと開け閉めができます。
褒める時に使うのはもちろんですが、山の中では人とのすれ違いで犬をコントロールしないといけない場面や、自然の中の音や野生動物との遭遇や気配などで興奮した時に、人に集中させないといけない場面が多数出てくるもの。

そんな時にごほうびをジップロックに入れてポッケに入れていると、すぐに褒めることができません。学習効率を考えると、褒めるのは3秒以内が基本ですので、やはり使いやすいトリーツポーチを使ってすぐに褒められる環境を作るのが理想です。

他にも、階段や下り坂で「引っ張られると危ない!」という時にもご褒美をつかって、飼い主の近くを歩いてもらうようにすることも、自分や周りの方を危険に晒さないためにも大切です。
このイベントでは、ご紹介したトリートトレーダーポーチを参加者さんにレンタルで使用感を試していただきました!3色あるカラーを「実際に見て・選んで」「アウトドアシーンで使う」ことで、自分の好みに合うかどうかはもちろん、便利さも感じていただけたのではないかと思います。

自然遊びは、楽しく遊ぶためにも”安全”であることが重要です。
自然に対する知識を深めるとともに、一緒に遊ぶ犬たちの正しい犬具選びやフィッティングを通して、これからも安全に外遊びを楽しみましょう!
ライター:いぬのまどぐち/片寄智慧
編集・校正:いぬのまどぐち/今村奈緒菜

